V-22 オスプレイ(Osprey)はアメリカ合衆国のベルとボーイングが共同で開発し
た回転翼機と固定翼機の両方の特徴を兼ね備えた新しい形態の航空機で、垂直
離着陸が可能な航空機である。アメリカ合衆国海兵隊と空軍に配備されている。
巡航時にはエンジンを完全に水平にすることによって通常の飛行機と同じように
飛ぶことが可能である。このときの最高速度は 565 km/h である。
その目的別に、MV-22: 海兵隊向けの輸送型、HV-22: 海軍向けの戦闘捜索救難
型(救難機)、CV-22: 空軍向けの特殊作戦型に見られるように、頭文字一字が
付け加えられる。
離着陸距離は、貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂
直離着陸が可能であり、最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着
陸には約487mが必要とされている。
その外観を下記に示す。
アメリカ軍の海兵隊は6月17日の会見で、垂直に離着陸できる輸送機「オスプ
レイ」を12年10月に12機、13年10月にも12機、沖縄・宜野湾市の普
天間基地に配備する予定であることを明らかにした。これは、MV 22 型である。
オスプレイは開発段階で事故が相次いだため、沖縄県では安全性への不安が根
強く、抗議の座り込みが行われるなど反発が強まっている。海兵隊幹部は「実
戦配備された02年5月以降、死亡事故は起きていない」と安全性を強調して
いる。
参考情報
V-22 (航空機)
オスプレイ、普天間基地に来年10月配備へ
2008 NAS Oceana Airshow - MV-22 Osprey のタイトルで、airshowfansh さんが
2008/10/02 にアップロードした YouTube 上の動画を下記に示す。
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