慰霊の日（6月23日）

今日（６月２３日）は、慰霊の日であり、1945年6月23日に沖縄戦の
組織的戦闘が終結したことにちなんで、沖縄県が定めた記念日である。
沖縄県では、県条例で休日とされている。

沖縄戦は、1945年4月1日にアメリカ軍の沖縄本島上陸によって本格的
に開始され、第32軍司令官牛島満大将（当時は中将）をはじめとする
司令部が自決した日をもって組織的戦闘が終結したとされている。

毎年、この日には糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄県主催の沖縄全戦
没者追悼式が行なわれる。

平和祈念公園は、沖縄戦跡国定公園（沖縄県の沖縄本島南端部、糸満
市と八重瀬町にまたがる、第二次世界大戦（沖縄戦）の戦跡と自然観
を有する国定公園）にあり、国定公園内の東部、糸満市摩文仁（まぶに）
地区に所在する。



付近一帯は摩文仁の丘とも呼ばれ、園内には、国立沖縄戦没者墓苑・平
和の礎（いしじ）・黎明之塔、日本各県出身地別の慰霊・平和祈念施設、
等がある。公園に隣接して沖縄平和祈念資料館・沖縄平和祈念堂もある。

平和の礎（いしじ）は、世界の恒久平和を願い、国籍や軍人・民間人の
区別なく、沖縄戦などで亡くなった全ての人々の氏名を刻んだ祈念碑で
ある。1995年（平成7年）6月に太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念し
て建立された。海岸線を見渡す平和の広場に建てられた、屏風型の花崗
岩に銘が刻まれる。現在も追加刻銘を受け付けており、刻銘者数は２０
万人あまりである。



本投稿記事を書くにあたって、ウキィペディアの「慰霊の日」、「沖縄戦
跡国定公園」、「牛島満」、「大田実」を参考とした。これらを読むにあ
たって、沖縄戦で命をなくした人々に思いをはせる時、涙ぐまずにはいら
れなかったことを付記しておく。