2011年7月2日土曜日

アニサキス

Google、ヤッフー検索のキーワードとして、アニサキスが上位を占めて
いる。そこで、アニサキスについて調べてみた。

アニサキス(学名:Anisakis)は、寄生虫の総称で、海産動物に寄生す
る寄生虫である。ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒト
へ感染するときには主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から
感染する。

魚やイカに寄生している幼虫は長さ2~3センチメートルで、刺身などとい
っしょに人に食べられると、幼虫は人の胃や腸壁に侵入して激痛や嘔吐
(おうと)をおこす。これをアニサキス症という。

幼虫は人の体内では成虫に発育することができず、やがて死滅するか排出さ
れる。胃に寄生した幼虫は、内視鏡で観察しながら鉗子(かんし)で摘出す
る。

刺身による寄生虫被害の多くはこのアニサキスの第3期幼虫(体長は11mm~37
mm位)の経口摂取が原因である。厚生労働省の資料によると、日本における
アニサキス症の発生数は、1年間に少なくとも2,000~3,000名以上と推定する
報告もある。

おいしい新鮮なシメ鯖を食べその後で強い胃痛が起こった時には速やかに医師
の診察をお受け下さい。アニサキス症の可能性が高いので。

参考資料
アニサキス
アニサキス(あにさきす)
アニサキス症にご注意!!

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