今日7月24日は、芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892年(明治25年)3月
1日 - 1927年(昭和2年)7月24日)の忌日であり、晩年の代表作「河童」は、河童
の世界を描くことで人間社会を痛烈に批判しており、当時の人々に問題を提起した。
この代表作に因んで、河童忌といわれる。
作品の多くは短編である。また、「芋粥」「藪の中」「地獄変」「歯車」など、
『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった古典から題材をとったものが多い。
「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている。
代表作は、『羅生門』(1915年)、『鼻』(1916年)、『戯作三昧』(1917年)
『地獄変』(1918年)、『藪の中』(1922年)、『河童』(1927年)、『歯車』
(1927年)等々である。
1914年12月より海軍機関学校の嘱託教官(担当は英語)として教鞭を執るかたわ
ら創作に励み、翌年5月には初の短編集『羅生門』を刊行する。その後も短編作品
を次々に発表し、11月には早くも第二短編集『煙草と悪魔』を発刊している。
1918年(大正7年)3月、教職を辞して大阪毎日新聞社に入社(新聞への寄稿が仕
事で出社の義務はない)、創作に専念する。ちなみに師の漱石も1907年(明治40
年)、同じように朝日新聞社に入社している。
参考資料
芥川龍之介
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