2011年8月6日土曜日

フコイダン

フコイダン(英語名:fucoidan)は、硫酸多糖の一種。コンブ、ワカメ(一部位
であるメカブを含む)、 モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれ、また、類似の
物質はナマコなどの動物からも見つかっている。

1913年、ウプサラ大学所属のスウェーデン人科学者 H・Z・キリン (H. Z. Kylin)
によって発見され、ヒバマタ属の学名 genus Fucus にちなんで命名された。

1970年代以降盛んに研究されるようになり、1996年の日本癌学会で制癌作用
が報告されてから健康食品として注目を浴びるようになった。

効能として「肝機能を改善する」「血圧の上昇を抑える」「抗菌作用がある」
「アレルギーを抑える」「コレステロールを下げる」「癌によい」など俗に
言われる。

現在既に各社から昆布やモズクなどを原料に、様々な製品が発売されている。

しかしそれらはあくまで健康食品であり、病気の療養に当たってはそれら製品
に対し、過度に頼る事は避けるべきである。 また、医薬品でないにもかかわら
ず、効能を表示していたり、インターネットでの誇大広告、一見販売とは無関係
の団体をうたい、高額の製品に誘導する手口等には気をつけなければならない。
これらの行為は法令違反である。

参考資料
フコイダン

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