2011年8月25日木曜日

ソブリン・リスクとは

ソブリン・リスクとは、国にお金を貸したら帰ってこないのではないかという
リスクのことである。国に貸すお金というのは、具体的には国債や政府保証債
のような政府または政府関係機関が発行している債券を買うことです。

国債は、国がお金を貸してもらって、期限までに返しますよという借金の借用
書のようなものです。償還までの間は、あらかじめ決められた利息をつけてく
れます。

ギリシャの財政が破たん寸前になっていることで、世界的に「ソブリン・リス
ク」が高まっています。

そして今回、ギリシャの財政が破綻の危機を迎えていることで、もしかしたら
お金を返す力がなくなり、こうした債券も紙くずになってしまうのではないか
という不安が広がっています。

ギリシャのことなんて関係ないと思っている人もいるようですが、ギリシャ以
外にも、ポルトガル、スペイン、イタリアなど不安視される国がたくさんあっ
て、世界中にソブリン・リスクが広がっています。

参考資料
投資信託の「ソブリン・リスク」とは?

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