2011年8月27日土曜日

泡がなくならないビールジョッキ: 信楽焼ジョッキ

信楽焼ビールジョッキは、普通のガラス製ビールジョッキに
比べて、ビールの泡を長く出し続けビールの酸化を抑え、お
いしくビールを飲むことができる。ビールの泡は全体の2~3
割が適量であるとされる。この泡の量を保つ。

これは、信楽焼の特性である表面に多数の小さな穴を持つこ
とに起因している。

難点はガラス製のビールジョッキのように透明でないことで
ある。

信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽町を中心に作られる伝統陶磁器で、
日本六古窯のひとつに数えられる。一般には狸の置物が著名で
ある。

信楽焼は、1976年(昭和51年)に国から伝統的工芸品の指定を
受け、今日に至っている。

器面の素地が荒く、細かな石粒(石英粒や長石粒、珪砂)など
が多く含まれている事も特徴の一つといえよう。

参考資料
信楽焼

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